2015年04月30日

日本で今のように DJ ドゥ・ワップ アカペラ という「言葉」が当たり前になったのは、小林克也氏と山下達郎氏の大功績 









1980年代初頭のNHK-FMでの音源らしいですが、この当時、漫才ブームを起こしたことで知られるフジテレビの「THE MANZAI」のナレーション、また、当時、人気絶頂だったイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のアルバム「増殖」での「スネークマン・ショー」、そして有名な!TV朝日放映の「ベストヒットUSA」によってその声も顔も有名になる小林克也氏と、時期的には一般的に大衆に名を知られるようになった「ライド・オン・タイム」の大ヒット前後なのでしょうか?山下達郎氏の対談。

当サイト運営者、個人的に小林克也氏の声に衝撃を受けたのは、山下達郎氏の当時はカセットテープのみの発売だった1980年発売の、山下達郎氏のそれまでのアルバムから選曲されたベスト盤「COME ALONG」でのDJ。

当サイトでも再三触れておりますが、日本公開は1974年末からの映画&サントラ盤「アメリカン・グラフィティ」でのDJ、ウルマン・ジャックの楽曲に重なる声の影響力というのは当時、絶大なものがあり、後のサザン・オールスターズの桑田氏しかり、随分、多くの方がウルフマン・ジャックの物まねをされておりましたが、「COME ALONG」のカセットA面は正に!そんな感じで小林克也氏のDJにのって山下達郎氏の楽曲が紹介され、カセットB面ではハワイのKIKIラジオ・ステーションの再現を、未だ山下氏と結婚前だった竹内まりさんがゲスト参加で小林氏と共に行われた、当時としては画期的で!又、小林克也氏の声と英語力に、多くの人がそうだったと思われますが、度肝を抜かされたものでした。

まあ、山下達郎氏と言えば一般的には「クリスマス・イブ」は誰もが知ってるナンバーで、達郎氏の話しをしようとすると、だいたい「クリスマス・イブ」の達郎氏しか知らない方が、老若男女問わず約8割(汗)、、、。

残りの2割の方でも、こちら「ライドオンタイム」の大ヒット以前の、当時はカセットテープのみの発売だった「COME ALONG」をリアルタイムで知ってる方は稀(何故か?リアルタイムを知らない若い層の方が、何事にも言えますがマニア、コアなファンは多い)。





そして小林克也氏も2015年現在、50代から40代後半の方でも、だいたい「ベストヒットUSA」でその存在を知る方が殆どで、それ以前の小林氏の仕事というのは、あまり知られておらず、当サイトでもこれも再三再四繰り返し紹介しておりますが、日本で今のようにドゥ・ワップという言葉が一般的に広く大衆に浸透するのは、1980年の「ランナウェイ」の大ヒットで「お茶の間」に登場したシャネルズの鈴木雅之氏と田代まさし氏が、自分達の音楽はドゥ・ワップの影響とTVで口にしてからで、更にそのドゥ・ワップ、そしてアカペラという言葉が確実に!定着したのは、同1980年、山下達郎氏による衝撃の!一人多重録音「ON THE STREET CORNER」(当時は10万枚限定発売だった)で、ドゥ・ワップナンバーをカヴァーしてから。

勿論、これも当サイトで繰り返し紹介しておりますが、シャネルズの「お茶の間」での功績は絶大でしたが、シャネルズ登場以前の70年代から山下達郎氏も大滝詠一氏も、CMソングでドウ・ワップの実践はやっており、又、大滝詠一氏のアルバムでは公式デビュー前のシャネルズの鈴木雅之氏は参加してたり、1970年代からコアなファン、マニアックなファン達には話題だったドゥ・ワップ、アカペラ。

それが今のように一般的に大衆に広まるのは1980年代になってからで、又、今のようにDJという職種がもてはやされるのも、小林克也氏登場からと言っても過言ではないでしょう。

勿論、DJ、ディスクジョッキーはそれ以前から「仕事」として成立しており、1970年前後はラジオの深夜放送で、局アナや和製ふぉーくの人達がバカっ話しの合間に曲をかけるそれ、或いは当時からやっておりましたが山下達郎氏や糸井五郎氏のように、バカっ話しは少なめでコアなオールディーズナンバーやソウル、ファンク、R&Bナンバーをラジオで紹介していたDJもおりましたし、1980年前後の映画「サタディ・ナイト・フィーバー」の大ヒットによって起こった空前のディスコブーム以前から、踊り場でDJが軽いトークをはさんで踊れるサウンドを提供しておりましたが(ロック喫茶もしかり)、今のように一般的にDJというのが大衆、世間に認知されるのは、1980年代になってからと言えるでしょう。

というわけで、2015年現在、74才の小林克也氏と62才の山下達郎氏のお二人は、日本でDJ ドゥ・ワップ アカペラという言葉を、今のように一般的にした大功労者だという事で、ご紹介させていただきました。

posted by 麻呂 at 00:00| 和製R&Rリバイバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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